子供が成長する事は喜ばしい反面、肢体不自由児の場合は喜びばかりでなく、複雑な心境になる親御さんも多いのでは無いでしょうか?
実際、身長が伸びる時期は筋肉も硬くなりやすいので可能な範囲でのケアをおすすめします。
成長期に筋肉が固くなるワケ
それは、「筋肉を置き去りにして、骨の長さが伸びるから」です。
どうゆう事かと言うと骨が先に伸びます。
この時、筋肉の長さは元のままなのでストレッチ状態になり突っ張り固くなります。
この現象は全ての子ども達に、大なり小なり起きます。ただでさえ筋緊張の高い肢体不自由のお子さん達がデメリットを受けやすいというワケです。
手足の骨が伸びる
身長が伸びる時、どこが主に伸びているのでしょうか?
答えは手足です。手足の骨には「骨端軟骨」というところがあり、ここが伸びます。
なので筋肉が固くなりやすいのも手足、特に足の筋肉になります。
起きやすいトラブル
- 太もも裏、ふくらはぎの筋肉が前より固くなる
- 股関節や膝関節まわりの痛み
筋肉がより固くなることで、動きにくくなったり、痛みが出る事があります。
関節の痛みは、歩ける子に多く発生しやすいです。
とにかくストレッチが重要
先に伸びる骨の長さに早く追いつくように、しっかりじっくり筋肉をストレッチする事が重要です。
痛みを感じやすかったり、力みやすい場合には温めるなどして緊張を下げてからがオススメです。
下記のブログが参考になるので、ご一読を!
1-1ストレッチ
1-1ストレッチとは、1カ所につき1分間ストレッチするをルールに行うものです。
先行研究では30秒ほどで緊張の軽減効果が出るとされていますが、緊張が強い肢体不自由児では倍の1分を推奨しています。
ストレッチのやり方
ストレッチは全て仰向けで行います。
〇太もも裏のストレッチ
手順
- 股関節を90°程度曲げる。
- 太ももが動かない様に片手で抑える。
- もう一方の手で、そのまま膝だけ伸ばす。
〇内もものストレッチ
手順
- 両足を出来るだけ開く。
- 両足の間に、こちらの膝などを差し込む。
- 膝が曲がらない様に、膝の皿を上から抑える。
〇ふくらはぎのストレッチ
手順
- 出来るだけ膝を伸ばす。
- 膝が曲がらない様に片手でお皿を抑える。
- もう一方の手で足先を掴み、膝方向に足首を曲げる。
ストレッチのコツ
- 筋肉をゆっくりと伸ばす
- 不安定にならない様に体を密着
脳性麻痺など緊張が強いお子さんは、早く伸ばすと逆に緊張しやすいです。
また、支えが少ないとグラグラして緊張します。
出来るだけ安定した状態でゆったり・ゆっくり伸ばしてあげて下さい。
成長期のケアは、お子さんの体格も大きくなって来て大変かと思いますが、ちょっとだけでも良いのでトライしてみて下さい。

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